35歳monogurui〜高齢出産の記録

35歳で初妊娠、ぎりぎり35歳出産までの記録、産後も少し書いていきます

無痛分娩について産後に思ったこと

母子同伴の慣らし保育で、風邪をもらってきてしまい、寝込んでおりました…

子供は元気なので良かったですが、復職前の貴重な時間を無駄にしてしまいました。

保育園、恐るべし。。。

 

無痛分娩についてはさらっと出産報告の記事にも書きましたが、改めてまとめてみます。

まずは無痛分娩の流れから。

  1. 子宮口5cm開いた時点で脊椎麻酔(まったく痛くない)
  2. 硬膜外麻酔用カテーテル挿入(何も感じない)
  3. 必要に応じて自分で麻酔薬挿入(なんとなく背中が冷たい感じがする)

 

私の場合、誘発剤によって陣痛を起こしていました。

出産の流れに沿ってどのように痛みが推移し、どのように麻酔をいれたかまとめます。

  • バルーンを入れる(激痛)&子宮口が開くように運動開始。陣痛の痛みはあまりない
  • 誘発剤開始。陣痛が起こってそれなりに痛い、生理痛くらい
  • 誘発剤をどんどん増やす。痛くなる間隔がどんどん短くなってくる。生理痛くらい
  • 子宮口5cm開く。激痛!1分おきに激痛!息するのがやっと。
  • 無痛処置(上記の処置)、ここから食事禁止(水のみOK)、足はかろうじて動かせる程度なのでベッドで過ごす。カテーテルが入っているのでお小水は簡易トイレで。痛みなし!快適!
  • 陣痛遠のく…。誘発剤増量。
  • 痛みが強くなってくる。軽い生理痛くらい。15分おきに麻酔スイッチオン。ティッシュの箱にいつ麻酔を入れたか時間を書いていく(麻酔科の先生に報告するため)
  • 陣痛遠のく。誘発剤増量。麻酔を入れてもすぐに生理痛が戻ってくる。15分経ったら即スイッチオン。
  • 内診。高位破水。破水した感覚はぜんぜんない。水が出てくる感じもしない。陣痛を促進させるため、破水させようとしたがへその緒が下のほうにあり危険なので赤ちゃんが移動するまで待つ。痛みは生理痛くらい。
  • 内診。破水させる。相変わらず生理痛くらい。誘発剤減らす。
  • 陣痛遠のく。誘発剤増量。生理痛がひどくなってくる。痛い、痛い、麻酔を入れてもすぐに痛くなる。15分待てない(でも15分経たないと麻酔は入らないんだよぉ…)。重い生理痛くらい
  • 子宮口全開。重い生理痛。麻酔を入れると陣痛が遠のくので、麻酔我慢。熱による寒気と嘔吐のため休憩はさむ。
  • いきむ練習開始。麻酔科の先生がきて、私があまりに痛がっているので、スイッチを押してくれる。
  • 痛みがくるたびにいきむ練習をしていたが、麻酔を入れると陣痛が遠のき、ずっと付き合ってくれている助産師さんにもなんとなく申し訳なく、麻酔を入れるのをためらう。陣痛がくるときは重い生理痛
  • 最後の最後、もうすぐ出てくるぞという時、やっぱり重い生理痛くらいの痛み。痛い痛いといいながらいきんでいたら、麻酔科の先生が横で、「痛いなら麻酔入れていいんですよ」と言ってくれたが、医師、助産師さんに申し訳なく、麻酔を入れられず…(麻酔を入れると陣痛が遠のくから…)
  • 会陰切開は痛みなし。産まれるとき、出てくる感覚はまったくなかった。会陰切開を縫っている痛みもなし。

 

ということで、最後は麻酔を入れるのを我慢したおバカです。

産まれたあと、麻酔科の先生がきてカテーテルを抜いてくれ、そのときにアンケートのような質問に答えたり、話をしたんですが、先生は「なぜ麻酔をもっと入れなかったのか」としつこく聞いてきました。

せっかく無痛を選んだのにもったいないと言わんばかりに。

理由は、なんとなく日付が変わる前に産まなければというプレッシャーがあり、麻酔を入れて陣痛が遠のいたら嫌だったからですが、でも、私はかなり満足していたので、「無痛を選択してよかったです」と言っておきました。が、先生はクビをかしげてました…

 

で、陣痛〜分娩の間に、熱による寒気と吐気があった時間があり、2回ほど嘔吐しましたが、これは麻酔によるものと先生は判断していたようです。

とはいえ、そんなにツライものではなかったです。

あと、後日現れるという頭痛はなし!

 

誘発剤とのいたちごっこになったり、痛みを我慢して麻酔を入れなかったりしましたが、声を大にして言いたい。

 

無痛、サイコー! 

 

あんなに悩んだ日々がバカバカしいとすら思えます。

自然分娩を経験したほうがいいのかなと思ってましたが、結局誘発剤をつかったから、自然には産めなかったですし。

そこの悩んでいるあなた、無痛おすすめですよ〜